NGINXおよびネイティブセルフホスト型Wallarmノードの内部構造¶
WallarmノードはWallarmプラットフォームの中核コンポーネントであり、トラフィックのフィルタリングおよび解析を担当します。自環境(セルフホスト)またはWallarmのSecurity Edgeに展開できます。セルフホスト型ノードを展開する場合、NGINXノードまたはネイティブノードの2つのオプションがあります。
これらの2つのノードはアーキテクチャ的に異なり、特定の展開ユースケース向けに設計されています。
NGINXノード¶
NGINXノードはNGINXとシームレスに統合され、既にNGINXに依存しているトラフィック管理インフラに最適です。NGINXの機能を活用しながら、Wallarmのセキュリティおよびトラフィックフィルタリング機能を追加します。
NGINXノードを展開するために、以下のアーティファクトが利用可能です:
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Helmチャート(NGINX Ingress Controller、Sidecar Controller、eBPF展開用)
下記のユースケースに合わせた形状でNGINXノードを展開してください。
Kubernetes¶
Kubernetes環境向けのNGINXノード展開ソリューションは以下をご確認ください:
Connectors¶
APIの展開はAzion Edge、Akamai Edge、Mulesoft、Apigee、CloudFrontなどの外部ツールを活用するなど、様々な方法で実施可能です。WallarmでこれらのAPIを保護する方法をお探しの場合は、これらのケース向けに特化した"connectors"形式のソリューションをご提供します。
NGINXノードは以下のプラットフォームで使用されますが、解析は受信リクエストに限定されます。
In-line¶
保護されたAPIへのトラフィックは、Wallarm NGINXノードのインスタンスを通過してからAPIへ到達します。Wallarmノードがインラインであり、エンドユーザーに対して唯一の経路である限り、攻撃者がWallarmノードをバイパスする可能性はありません。詳細はこちら
オールインワンインストーラー
Linux OS搭載のマシン上でノードを実行します
Amazon Web Services
AWS上での展開用アーティファクトです
Google Cloud
GCP上での展開用アーティファクトです
Microsoft Azure
Microsoft Azure上での展開用アーティファクトです
Alibaba Cloud
Alibaba Cloud上での展開用アーティファクトです
Dockerイメージ
コンテナ化環境でノードを実行します
Amazon Web Services
AWS上での展開用アーティファクトです
AMI
公式Amazon Machine Imageを使用してWallarmを展開します
ECS
Dockerイメージを利用してElastic Container Service上でWallarmを展開します
Terraformモジュール
インラインWallarm展開用のTerraformモジュールです
Terraformモジュール
AWS上でのインラインWallarm展開用Terraformモジュールです
AWS VPCでのプロキシ
AWS Virtual Private Cloud上でプロキシとしてWallarmを展開します
Amazon API Gateway用プロキシ
Amazon API Gateway保護用にWallarmをプロキシとして展開します
Google Cloud
GCP上での展開用アーティファクトです
マシンイメージ
公式Google Cloud Machine Imageを使用してWallarmを展開します
GCE
Dockerイメージを使用してGoogle Compute Engine上でWallarmを展開します
Microsoft Azure
Microsoft Azure上での展開用アーティファクトです
Azure Container Instances
Dockerイメージを使用してAzure Container Instances上でWallarmを展開します
Alibaba Cloud
Alibaba Cloud上での展開用アーティファクトです
ECS
Dockerイメージを使用してElastic Compute Service上でWallarmを展開します
Out-of-band¶
NGINXノードは、NGINX、Envoyまたはその他のWebサーバーにより生成されたトラフィックミラーを用いたアウトオブバンドトラフィック解析に適しています。
オールインワンインストーラー
Linux OS搭載のマシン上でノードを実行します
Amazon Web Services
AWS上でのWallarm OOB展開用アーティファクトです
Google Cloud
GCP上でのWallarm OOB展開用アーティファクトです
Dockerイメージ
コンテナ化環境でノードを実行します
Amazon Web Services
AWS上でのWallarm OOB展開用アーティファクトです
AMI
公式Machine Imageを使用してAWS上でWallarm OOBを展開します
Terraformモジュール
AWS上で稼働するKubernetes向けWallarm OOB展開用Terraformモジュールです
Google Cloud
Google Cloud上でのWallarm OOB展開用アーティファクトです
マシンイメージ
公式Machine Imageを使用してGoogle Cloud上でWallarm OOBを展開します
ネイティブノード¶
ネイティブノードはNGINXに依存せず、NGINXが不要な環境や、より軽量でプラットフォームに依存しないソリューションが望まれる環境向けに開発されました。
ネイティブノードを展開するために、以下のアーティファクトが利用可能です:
下記のユースケースに合わせた形状でネイティブノードを展開してください。
Connectors¶
APIの展開はAzion Edge、Akamai Edge、Mulesoft、Apigee、CloudFrontなどの外部ツールを活用するなど、様々な方法で実施可能です。WallarmでこれらのAPIを保護する方法をお探しの場合は、これらのケース向けに特化した"connectors"形式のソリューションをご提供します。
ネイティブノードは下記のプラットフォームで制約なく動作します:
Mulesoft
MuleSoft Anypointプラットフォーム上で展開されるAPIを保護します
CloudFront
Amazon CloudFront経由で配信されるトラフィックを保護します

Cloudflare
Cloudflare経由で稼働するトラフィックを保護します
Kong API Gateway
Kong Ingress Controllerで管理されるAPIを保護します
Istio
Istioで管理されるAPIを保護します

Broadcom Layer7 API Gateways
Layer7 API Gatewaysで管理されるAPIを保護します

Fastly
Fastly上で稼働するAPIを保護します